
午後から突然降り出した雨の中、
車のワイパーを動かしながら、
信号待ちをしていた私の目に
歩道を歩いてるふたりの女の子が
ふと、映ったんです。
きのうは、日曜日。
私服だったから正確にはわからないけど、
多分、中学生くらい。
そして、失礼だけど地味目な女の子達。
服の色もデザインも地味。(ごめんね)
ひとりはリュックを背負って自転車を引いて、
もうひとりは徒歩。
これだけなら、別にど〜ってことない風景ですよね。
なのに、私の目は信号が変わるまで、、、
正確には、彼女達が私の車の横を行き過ぎるまで
目が離せなかったんです。
そのわけは、、、
徒歩の女の子が、自転車の女の子と相合傘をしてたんです。
「えっ?それのどこが目が離せなかったの?」って思いますよね。
学生同士、よく見る風景ですから。
じゃあ、なぜ目が離せなかったのか?
実は、この徒歩の女の子の体半分、
ほとんど傘に入ってなくて濡れていたんです。
要は、自転車の女の子が濡れないように傘を多めに差し出していた。
それなのに、徒歩の女の子も自転車の女の子も、
なんとも言えないほど幸せな笑顔で
穏やかに話しながら歩いていたんです。
ただそれだけの、ほんの数分の風景だったんだけど、
なんとも心がホッコリしたんですね。
カップルなら、けっこうアルアル風景ですが、
これが「おぼこい女の子同士」っていうあたりに
私にはグッときたんですよね〜。
あったかい、いい景色でした。
伝わりにくいだろうけど、
伝わるといいなぁ〜。
冬の雨もいいものです。^_^
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